山紫水明の日本

過去の記事一覧

1. 

   古社寺風景

   2020.11.19

   紅葉の三尾（１）高山寺

   いつも見慣れている風景を一変させる色彩の魔術師は、春なら桜、秋なら紅葉。タイミングを合わせるのがやや難しい桜と違い、紅葉は色付き具合の予想がしやすいうえに、見頃…

2. 

   心に留まった風景

   2020.11.15

   霧の比叡

   取材は好天を狙って出ることが多いため、撮りためた写真も青空を背景にしたものが中心になりますが、先日珍しく霧に包まれた風景を目にすることができました。比叡…

3. 

   古社寺風景

   2020.11.10

   比叡山横川

   しばらく大阪の投稿が続いたので、今回は趣向を変え久しぶりに近江のことを。「うみ」と呼ばれることもある広大な琵琶湖ですが、琵琶湖大橋から南の南湖は対岸まで…

4. 

   古社寺風景

   2020.11.2

   玉祖神社

   大阪の古墳群といえばまず百舌鳥・古市古墳群を思い浮かべますが、生駒山地西麓も四世紀から六世紀後半にかけて造られた古墳の密集地帯です。前回投稿した心合寺山古墳は、…

5. 

   心に留まった風景

   2020.10.25

   心合寺山古墳

   前回投稿した松尾寺は矢田丘陵の南東にあります。そこから西に向かって矢田丘陵を超え、平群谷を経てさらに生駒山地を越えると、そこは河内国、現在の大阪府八尾市です。生…

6. 

   古社寺風景

   2020.10.18

   松尾寺

   目下の関心は大阪と奈良の境界を南北に連なる生駒山地周辺ですが、奈良県側についていえばその範囲は矢田丘陵まで及びます。矢田丘陵は生駒山地と並行する標高二～三百メー…

7. 

   歴史散歩

   2020.10.10

   百済寺跡

   六～七世紀にかけて、朝鮮半島は百済、新羅、高句麗に鼎立、不安定な情勢でしたが、そうした中百済は倭国と親交を結び、義慈王の二人の皇子が倭国に送られます。一人は豐璋…