日本近代文学館で開催中の「編集者 かく戦へり」展は今月初めに日本経済新聞の文化欄でも取り上げられ、盛況を呈していますが、残すところ一週間を切りました。父の直筆原稿がこの展覧会に出品されるというので、夏から担当の方と書類のやり取りなどをしていたところ、十一月発行の館報No.322に展覧会についての小文を寄稿する機会をいただきました。
父と編集者との関係がわかるエピソードをとのことでしたので、紙面の半分をそれに充てました。
またこのたびの展覧会をきっかけに、元新潮編集長坂本忠雄さんからの手紙などを寄贈しており、同号では受け入れの報告もしていただきました。元気なうちにお渡しすることができてひとまずほっとしています。
まだ寄贈すべきものが残っています。なかなかスイッチが入りませんが、資料として喜んでいただけることを励みに、またぼちぼち整理しなければと思っています。