
ぐんぐんと近づいてくる煙突 まもなくJR吉原駅

日本三大だるま市で知られる妙法寺 通称富士の毘沙門天です インドや中国風の建物がエキゾチックな雰囲気を醸しています

沼川に架かる河合橋を渡ると

正面に富士山が

依田橋町に鎮座する左富士神社 かつて周辺の森は悪王寺の森と呼ばれ 鬱蒼とした森に天狗が棲んでいると言われていました 神社も明治四十一年まで悪王寺神社といいました 左富士神社というのはこの先に左富士が見られる名所があったからです

これがその左富士 この日はあいにく富士山がよく見えませんでしたが

このくらい見えるときもあります ちなみに吉原宿は洪水で宿場を三度も移転しています このあたりは中吉原といって二度目に移転した宿場があったところです

和田川に架かる橋のたもとに平家越えの碑 治承四年(一一八〇)富士川の合戦の際 平家軍がここに陣を構えました

岳南鉄道の吉原本町を過ぎると いよいよ吉原宿に入ります

アーケードの商店街がかつての吉原宿です

文中でも触れた山岡鉄舟ゆかりの「鯛屋與三郎」

宿場の面影がないので こうした表示は余計ありがたく感じます

JR富士駅近くの本市場町に休憩のための立場がありました

富士本町の商店街 富士山が大きく見えます

JR身延線を越えさらに西へ

江戸時代富士川の洪水被害から水田を守るため 左岸に大規模が堤防が造られました その形から雁堤といいます

富士川に架かる富士川橋が見えてきました

急流で知られる富士川を船で渡るのですから命がけです 橋の手前に鎮座する水神社は水の神様をお祀りしています